
変わりたい、人生変えたい!と強く思う気持ちはありながら、なかなか行動ができないときにおすすめの話題です。
自分にとって前向きな変化であっても、変わることに抵抗する本能的な脳の恐怖反応を軽くする工夫とは…?
頑張りたいのに行動できないとき有効なスモールステップ
変わりたいのに、行動できない・続かない という状況は、
現状の安全を守るため、本能的に変化を避けたがる人本来の性質のせいだといわれます。
つまり、人生を変えるために今まで経験したことのないチャレンジに挑もう!
と、心に火がついたとき、脳内では「今までにない危険が迫っているかもしれない」
という恐怖による反応が生まれ、それが理性的な行動を邪魔します。
ここでポイントになるのが、
自分にとって前向きな変化であっても、脳は変化に抵抗するようにプログラムされている、ということ。
そのため、大切なのは
脳の恐怖反応を軽くする工夫です。
恐怖感を高めずにすむ、簡単で小さな変化を重ねることが、大きな望ましい変化をとげる有効な方法。
具体的には、「小さな質問」を使って少しずつ思考を目標達成のほうへ方向づけることを繰り返します。
たとえば、
自分の健康を大切にするために、今日できることは?
(そのために今自分ができる、最も小さなステップは?)
毎日のなかに数分の運動を取り入れるには、どうすればいい?
適度な水分補給を忘れないために、簡単にできる一工夫は?
などなど。質問を投げかけられると、脳は答えを探そうとする性質があるため、目標と関係する質問を繰り返すことは、目標達成につながる有益な行動になります。
おわりに
恐怖や痛みに邪魔されず、着実に新しい道を開いて継続的な成功を可能にするのは、小さな質問と小さな行動のステップ。
前進を急いで、大きな変化を連想させる「質問」を使ってしまうと、頭のなかで恐怖が引き起こされて建設的な行動の障害になります。
スモールステップの積み重ねが、遠回りに見えても着実な前進につながるのですね!