13世紀に生きたスーフィーの詩人であり神秘家のルーミーは、私たちの心にスピリチュアルな洞察を促してくれる魅力的な人物として知られています。
もくじ
ヨガと瞑想に関わるスーフィーの詩人ルーミーの名言
自己探求の旅のなか、ヨガと瞑想の実践に励む私たちに深い気づきを与えるルーミーの言葉をピックアップします。
求めている答えは内側にある
外からの情報や強い刺激が常にある生活のなかでは、自分の奥深いところで響いている心の声を聞きとれないまま過ごしていることも度々。
でも、心からの価値観に沿わない行動を自分に強いているうちはエネルギーが高まらず、停滞感が続いてしまいます。
求めていることを受け取り、自分の人生を楽しむには、答えを外側に求めるのではなく内面の探求を怠らないように!と、背中を押されます。
いつも自分自身の最善を
他の人の成功を見て「いいな」と思うだけでなく、自分にも力があることを思い出すこと。どのような状況に置かれても、自分の最善を尽くすよう励まされる言葉です。
傷ができたところに光が射し込む
心傷つく体験は、できるだけ避けたいと思う嫌なもの。でも、傷を通して光が私たちのなかに入ることで、癒しと成長が促されるのだということ。
傷つく体験がなければ気づけなかった、自分自身の意外な一面や隠れた本音を発見することも。
私たちが直面する課題は、姿を変えた祝福かもしれない。状況が楽なときには得られなかった学びや成長の機会だという教え。
また、痛みや苦しみの体験がもたらす変容の力について示唆されている言葉です。
痛みや不快感を伴う体験は、人生の旅のなかで気づきや成長のヒントになるはず。
周囲が暗く感じると、迷って自信を失うこともありますが、闇のなかでこそ新しい光の源を見つけることができるのだということ。
困難を経験し、「真っ暗闇」だと感じるタイミングに、「祝福」を見つける心構えが大切なのだと教えられます。
チャレンジングなときこそ、より深みのある洞察に満ちた気づきに出あうチャンスなのだと励まされますね!
ルーミーのスピリチュアルな名言・おわりに
あなたは大海の一滴ではありません。あなたは大海全体の一滴です。
通じるものとして、
私たちは霊的な経験をしている人間ではありません。私たちは人間の経験をしている霊的な存在です。
- Teilhard de Chardin
こちらの言葉も心に残ります。つまり、
私たちは、目に見えている肉体や物質世界の範囲を超えた大きな存在なのだということ。
現実の世界で行き詰まりを感じるときこそ、ヨガと瞑想の実践を重ねることで心がリラックスしたオープンなコンディションに整い、目には見えない領域からのヒントを受け取りやすくなるでしょう。