
象その他の動物の力にサンヤマを施すことによって、それらの力を得ることができる。(ヨーガ・スートラ第三章 ヴィブーティ・パダ 25)
非常に力の強い動物、たとえば象などにサンヤマをすると、「象が現れる」というのではなく、その力があなたに現れる、ということです。
サンヤマとは、集中して瞑想し、対象と自分との境目が消えて、深く一体化した統合の段階に至ること。
その真に深い段階に至るまでインスタントにはいかないものの、誠実に練習しようとするとき、
「力強い対象に心を集中することで、その力が自分に現れる」
という恩恵は、初期の段階でも味わうことができます。
心の作用を止滅させるとは?
感覚を制御することができれば、われわれは心に、われわれの望む形だけをとらせることができるのだ
(インテグラル・ヨーガより)
様々な感情が生まれては変化し、アップダウンがあって。消えたと思えば、また発生し、色々な感情が渦巻いて。
苦しい感情を抱くとき、「自分=苦しい」と思い込みますが、
感情は常に変化しているものであって、本当の自分自身は、移りゆく感情とイコールではない。
火が燃えても、空は焼けない
空にある雲は形を変えても、空は空として常にある
と喩えられるように、本当の自分つまり「真我」は、
外界が変わっても常にそのままの存在。
嫌な出来事があり、ネガティブな感情や思考を抱くことがあっても、
感情と本当の自分(真我)はイコールじゃない。
同一ではないので、距離を置いて観察し、よりよく扱うことができる。
そのような視点をもつことが習慣化すると、
辛い感情の渦に巻き込まれて、大きなストレスを長く抱えずに済みます。
瞑想の練習は、ストレスケアのために良い影響があるのだとわかります。
