マインドフルネスな呼吸法 「箱型の呼吸・Box breathing」やり方ガイド

不安な思いに圧倒されそうなときも、今・ここで呼吸をしている現実の自分自身との、確かなつながりを味わうことで、私たちは心の落ち着きを取り戻すことができます。

マインドフルネスな呼吸法・箱型の呼吸

人は、危険や不快といったネガティブな情報へ反応する本能が敏感に働くからこそ、原始の昔からあらゆる危険に対応しながら命をつないできましたが、

その本能的な働きが必要以上に暴走すると、過度にネガティブな感情が私たちを悩ませることになります。

たとえば、物理的な危険は何もない自宅のお布団にいるときでも、

頭のなかで不安なイメージが生まれると、それは体を実際に緊張させ、よく眠れなくなってしまいます。

実際には、その瞬間は

快適なお布団のなかにいる

にも関わらず、ネガティブな空想が不要な不安感をあおる。

ストレスに圧倒されるままでは心身の不調に陥って、現実の日常生活を壊してしまうことになりますから、

もともとは想像のなかだけだった不安や苦しさを、必要以上に大きなものとして扱わない工夫が大切になります。

そのために、マインドフルネスな呼吸法は大変役立つ習慣です。

今回は、『箱型の呼吸法』を試してみましょう。

「箱型の呼吸」やり方ガイド

マインドフルネス呼吸法、箱の呼吸

この図のような箱型(長方形)をイメージします。

気持ちよく背筋を伸ばし、胸を広くして、ふ~っと楽に息を吐いたら、

矢印のスタートのところから右へ向かって長い辺をなぞるように、4カウントで息を吸います。

右辺は、2カウント息をお休みして下へ行きます。

下の辺は、4カウント息を吐きながら左へ進みます。

左辺は、2カウント息をお休みして上へ行きます。

リリライブラリ,ガイド瞑想,台本

このように、

4カウント吸う・2カウント息をお休み・4カウント吐く・2カウント息をお休み

というリズムを保ちながら、呼吸が穏やかに整うまで続けてみましょう。

最初は、あまり長い時間がんばらず、心地よい範囲でやめてOKです♪

慣れてきたら、箱の形を「正方形」でイメージ。

※息を止めているカウントが2から4に増えるため、もし「苦しい」などのストレスを感じるようなら、無理はしないでください。

4カウント吸う・4カウント息をお休み・4カウント吐く・4カウント息をお休み

というように、すべてを4カウントの等しいリズムでトライしてみましょう。

おわりに

ご自分の心地よい呼吸のリズムを見つけて、日常の合間に呼吸を整えることを習慣化してください。

わたしは、
呼吸を快適に整えることで、
いつでも心の落ち着きを
取り戻すことができます。

快適な呼吸のアファメーションも、ぜひ心に置いてみてくださいね☆

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