「ほとんどの人は欲しくないものについて考え、なぜ次々と嫌なことばかり起きるのか不思議に思っている」「嫌なことについて考えると、そればかりを更にもらってしまう」とは、引き寄せの法則で教えられる重要なポイントです。
引き寄せなどのスピリチュアルな話題に限らず、「良い人生を体験したければ、良い思考の種を蒔きなさい」という教えは昔から多くの偉人・賢人が語っていること。
よりポジティブな思考の種を蒔いて、人生のなかで幸せな収穫を得るためにも、嫌な気分になる状況で気分を前向きに切り替えるためのアイデアについて探ってみましょう。
もくじ
嫌な気分になる状況で気分を前向きに切り替えるには
否定的な考えに気づいたら、「それは、本当に事実?」または、「ちょっと待って。他の見方はできないかな」
と問いかける習慣がおすすめです。
改めて問い直してみることで、違って見えてくることも多いです。
たとえば、過去に作成したブログ記事が気に入らない!もう、削除してしまおうとしたとき、パソコンの不具合なのかシステム障害なのか、削除のプロセスが止まってしまって先に進まない。
しばらく時間を置いてから改めてその記事に目を通したら、意外と使える部分もあることに気づいて、「衝動的に削除してしまわなくてよかった〜」という状況も。(先日の私の体験談です)
ネットの接続が悪いとイライラしがちですが、
「焦らないで。ひと呼吸おいて、状況を見直したほうが良いサインかも。」
そんなふうに考え方を変えてみるとイライラは軽くなって、想定していたよりも前向きな展開のほうに視野が開けることに気づきました。
以下では、嫌な状況で気分を前向きに切り替えるアイデアの例を追加でいくつか紹介します。
嫌な状況で気分をポジティブに切り替えるための具体例
レジ待ちの列で長く待たされるとき
スーパーなどでレジ待ちが長い時は、そのときの買い物の内容をいつも以上に有効利用できるアイデアは?と考えてみます。
たとえば食材なら、いつもどおりの材料で更に美味しくできるコツはあるかな。と、スマホで調べてみるのも楽しいです。
体の不調が気になるとき
どこかが少し痛いなど、健康上でなにか気になるときには、もっとセルフケアに気を配るタイミングだと考えます。
以前は、調子が悪いところについて長々とスマホで検索することも度々ありましたが、それをやり過ぎると不安やストレスが大きくなって、
「嫌なことについて考えると、そればかりを更にもらってしまう」
という状況を本当に招くのだと実感しています。
いまのライフスタイルのなかで、健康のために改善できるポイントはどこかな?まず最初に変えられそうなことは?簡単に始められる具体的な行動は何?
と、楽しい気持ちで考えているほうが気分も体も楽になれるし、良い変化のきっかけにもなります。
挫折感や不足感を感じるとき
「やっちゃった!失敗してしまった!」または、自分に足りないものに直面して心が折れそうなときも、前向きになれる問いかけが大切なのだと気づきました。
嫌な気分を感じている自分の感情に気づいたうえで、「この体験をチャンスに変えるには?」と問いかける。
うまくいかなかったことは嫌だし辛いけど、今よりスキルを高めるにはどんな練習方法が良いみたい?
または、
欲しいけれど、予算オーバーで今すぐには手に入らないものがあるとき、不満な感情に囚われるかわりに楽しく工夫して過ごすには?
など、前向きな問いかけはポジティブな種になって、自分が蒔いた種のことを忘れずに過ごしていれば種は嬉しい収穫に向けて育っていくのだと思います。
嫌な気分の切り替えに役立つ言葉・名言
この記事の締めくくりとして、嫌な気分になる状況で思い出したい【心に響く言葉・励みになる言葉】をいくつかご紹介して終わりにします。
問題がないことが幸せなのではなく、問題に対処できることこそが幸せでしょう。
- Steve Maraboli
あらゆる逆境・失敗・心が痛む出来事は、それらと同等の、もしくはそれ以上の良いことの種を内含しています。
- Napoleon Hill
状況を変えることができなくなったとき、それは、自分自身を変えるように求められているときです。
- Viktor Emil Frankl
挑戦は人生をおもしろいものにする。それらを克服することは、人生を意味のあるものにする。
- Joshua J. Marine
嫌な気分も上手に切り替えながら、ポジティブな思考の種を蒔いて幸せな収穫を楽しみたいですね♪