イメトレ,タイミング,寝る前

眠気を感じて、意識がふわふわするような時間帯(就寝の直前や、眠りから起きがけのとき)は、日常生活とは異なる意識の状態に入っています。

夢と現実の間にいるような(いわゆる『変性意識』や『トランス』の状態に近い)コンディションは、普段の自分が思っている実力の範囲を超えた、不思議な力に味方されやすいチャンスになるのですね。

アファメーションやイメージングなどの実践にも、とても良いタイミングだと言えます。

イメージトレーニングにおすすめの時間=寝る前と起きがけ

潜在意識の力を活用していたことで知られる天才画家:ダリは、眠気を感じると、スプーンを手に持つようにしていたそうです。

うとうと眠りに入りかけると、手に持っていたスプーンが床に落ちる音で「はっ」と目覚めますが、その瞬間に夢の世界で見たことを描き留め、斬新な作品を生み出したのだということ。

自分の頭だけの発想を超えたところから来るイメージを信頼したことによって、天才的な才能を開花させたのですね。

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イメトレにおすすめのタイミング=眠くなった時間帯や、眠りから覚める「起きがけ」のタイミング!

イメトレで発動!「潜在意識」の問題解決力は千人力

能力開発などの分野で必ず言われるように、私たちの「意識」のなかで意図的に活用できている範囲は、ほんの数パーセントだけ。

なので、表面的な意識では気づいていない領域の「潜在意識」に9割以上もコントロールされながら、私たちの人生は運ばれて行くということです。

目には見えにくいだけに、ちょっと想像できないくらいパワフルな潜在意識ですが、

◆ 生命誕生以来の、何万年(何億年?)という記憶

◆ 個人の枠を超えて、全世界の人類共有の普遍的な部分

にまで、アクセスして繋がることができるという壮大な話

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つまり、潜在意識に上手く味方されるコツを活用すれば、自分一人の頭で考えられる範囲を軽々と越えた発想や問題解決策に、「ふわっと」恵まれる可能性が高まるということです。

寝る前のイメトレの秘訣

私たちの脳の仕組みは、質問を投げかけると必ず答えを探そうとすることが知られています。

※脳の『空白の原則』→ 空白つまり未知・不明のままの状態を嫌い、空白があると埋めたくなる脳の性質(わからないままの不安・ストレスから解放されたい欲求)

検索エンジンにキーワードを入力したら、可能な限り検索者の意向に沿った情報を提供してくれるインターネットに似た働きですが、

潜在意識はインターネットにも増して、想像できないくらい莫大な情報にアクセス可能ですから、

潜在意識を上手く活用できれば、表面的な意識状態では思いもよらないアイデアに恵まれるチャンスが拡大。
 
そして、潜在意識を上手く活用するための効果的な方法は?というと、

望むイメージを、先に入力しておくこと

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私は、最高に幸せな時間を過ごしている。

私は、素晴らしいアイデアに恵まれている。

など、心がわくわくする肯定的な言葉・アファメーションを寝る前に何度か繰り返す。

すると、眠っている間じゅう潜在意識は働いていて、そうなるための答えを探してくれているということです。

私たちが起きて動いている間の意識が本能的に優先することは「安全に生存すること」なので、

成長のために行動したくても内心で不安を感じていると、一歩を踏み出すヒントが近くにあっても「見えてるのに、気づけない」「動けない、変われない」という状況は多くあります。

また、頭であれこれ考えまわしているときほど視野が狭くなって見当違いな方向に動きだしてしまうことも。

だからこそ、

表面的な意識が高ぶっていない「眠たい」時間帯を活用して、望むイメージやそれを表す肯定的な言葉・アファメーションを潜在意識へ送ることが得策だといえます。

おわりに

今回は、長いあいだ私が心に留めている「言葉の力に味方されるための言葉」をご紹介して締めくくりたいと思います。

「私は、言葉には 感じ方や考え方、行動を

簡単に変えてしまうパワーがあることを知っています。

私は、成功のためのボキャブラリー、パワーをくれる言葉を集め、

幸せな気分をいつでも拡大しています」

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リラックスして、着実に起きてくる嬉しい変化を楽しみながら、寝る前のイメトレを楽しんでくださいね!